北センチネル島

ベンガル湾にある島の名前です。

ここにはセンチネル族という民族が住んでいます。

彼らは、今(2024年)でも文明と関わりを持っておらず、石器時代の生活をしていると言われています。人数や言語、宗教すらもよく分かっていないのですが、いわゆる未接触部族(isolated tribes)の一つです。その中でもセンチネル族は攻撃的で、ヘリコプターや船で近づくと弓矢や石などが飛んでくるそうです。

インドの領土ですが、インド政府も接触できていない、あるいは意図的にしていません。

 

 また、彼らの権利や生活を尊重するために、あえて近づいていないとも言えます。

 未接触部族の調査は、先住民にもリスクがあります。それは、(先住民視点で)外の人々が島に立ち入ると島民に病気を運んでしまう可能性です。

 外部との接触を徹底的に拒絶しているので、病原体への耐性も分かっていません。万が一調査する側がウイルス等を持ち込んでしまった場合、民族全体に一瞬で広まる可能性があります。

 そのため、無理に近づかないことも、彼らの保護及び共存の方法の一つとされています。

 

BBC(未接触部族全体について)とナショジオ産経新聞(センチネル族について)のリンク

https://www.bbc.com/future/article/20140804-sad-truth-of-uncontacted-tribes

 

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/113000522/?ST=m_news

 

https://www.sankei.com/article/20180125-IVCU3DFZ6FK6NLINRK5SO27ZQI/3/